思わず逃げ出したくなった出来事

仕事の帰り道、食料品を買ってから帰ろうと思い、近所のスーパーに立ち寄りました。

今日の夕食は何にしようかなぁ?と考えながらお店の中をウロウロしていたその時、じ?っと誰かに見られているような強い視線を感じました。

最初は「気のせいかな?」と思っていたのですが、なんとなく気になって少し顔を上げると、私を見ていたらしいある人物と目が合いました。

その人物とは、私が以前働いていた会社の上司でした。

私がその上司の下で働いていたのは何年も前の事だったので、
目が合っても一瞬誰なのか理解できなかったのですが、思い出した途端に私は逃げ出したくなりました。


だって、当時私が一番苦手だと思っていた人だったんですもの。

とても粘着質な性格な上に、飲み会の席では酔ったふりしてベタベタ触ってくるようなセクハラ上司だったので、本当に大嫌いだったんです。

出来れば二度と会いたくなかった人だったのに、選りに選ってどうして近所のスーパーで会ってしまったのか・・・。

その元上司は、私と目が合った途端に、「いやぁ?偶然だねぇ?」とか言いながら近づいてきました。

私は心の中で「寄らないで!あっちに行って!」と叫びながらも、「お久しぶりです。お元気でしたか?」と大人な対応をしました。
だって、この粘着質な元上司に失礼な対応をしたら、自分の知らない所で何を言いふらされるかわからないので、恐ろしくて・・・。

その時、「このスーパーで買い物してるって事は、今はこの近所に住んでいるのかな?」と探りを入れられたので、
私は思わず「ゲッ!」と声が出そうになってしまいました。

しかしそこはポーカーフェイスで、
「いいえ?。今日はこの近くにたまたま用事があって来ていたので、ちょっと寄っただけなんです?。」と大嘘をつきました。
そして、「すみません。ちょっと急いでいるので、失礼します?。」と言いながら、そそくさと逃げる様に側を離れました。

もう二度と会いたくないので、あのスーパーには行けなくなってしまいました。

本当に勘弁してほしい出来事でした。